空手道 柴田和道会

全日本空手道連盟柴田和道会のブログです。

10月 9日(金)

大学での授業3回目、無事終わりました。

今日は、欠席4名(公認欠席2名)で47名出席。

前回の基本に、順突き、裏拳打ちと中段外受け、内受けの4つを追加。

移動基本で、180度の回転が難しく、ここに時間をかけました。

移動基本の際、特に剣道を経験している学生は、体重を前足にかけ「ドン!」と大きな音がするくらい踏み込みが強いので、静かに移動ができるよう指導。また、拳を引いたときに脇があいたり、拳が上に反り手首がまっすぐになっていなかったりなど、ほぼ全員が空手未経験の50名近い学生を指導するのは、大きなやりがいを感じるところです。そのような中、空手経験のある学生2名が、将来に役立てたいと授業に参加しました。

1名は、同大学2年生の空手部に所属する学生で、幼少から父親の道場で学んできた有段者。昨年の東北学生大会で準優勝の実力者です。もうひとりは同大学3年生、柴田和道会で学ぶ1級の学生なので、指導の補助としても大変助かりました。

ちょっと残念だったのは、前回配布した名前が入ったゼッケンを忘れた学生が多かったことでした。次回は回収し、我が家で消毒した上で配布するようにしょうかと思います。

 

授業終了後、大学の事務室に寄ると、ひとりの学生から「先生、こんにちは!○○です。」と、声をかけられました。現代武道学科の4年生で、1年生の時に私の授業を受けた学生でした。彼は強豪の「和道会はさま」出身で、大学生まで組手で何度も入賞の経験がある優秀な選手です。今は就職に向け取り組んでいるとのことでした。

礼儀正しく、根性もあるので彼ならどこに就職しても、責任を持って活躍することと思います。

希望通りの道に進めますように。