昨夜、自宅前の広場で自主練習。
和道流の基本組手を資料を見ながら動きを確かめてみました。和道流流祖の大塚博先生が作られたもので、相手の攻撃を流しながら同時にこちらの技を決めるといった実戦的な技が多く含まれています。
例えば、基本組手1本目は、お互いに右構えから攻め手が右上段飛び込み突き、左中段逆突きと攻めてくるのに対し、体をやや斜め後ろに捌き、右拳上段払い流し受け、続けて腰を右にひねりながら右拳下段払いと同時に左拳中段突き。左拳は中高一本拳にし、掌面を上向きにして水月を突き上げるようにします。
そのほか、5本目は、肘当てを相手の中段に決めてから、手首の関節を取り、柔術のように相手を投げてそのまま関節をとり続け、手刀を入れます。
7本目は、相手の右回し蹴りに対し、体を左転しながら踏み込み、右手刀で相手頸動脈を突き打ちます。
ほかにも、投げ技があったり背刀で金的を打ったりなど、ポイント制の大会で使えるようなものではないですが、どの基本組手も非常に実戦的で興味深いです。
ただ、基本組手をしっかり練習するなら相手が居た方がいいですよね。コロナ渦の中では難しいですが。