空手道 柴田和道会

全日本空手道連盟柴田和道会のブログです。

2月17日(木)

2月17日、今日は「天使のささやきの日」だそうです。

昭和53年のこの日、北海道幌加内で日本観測史上最低気温のマイナス41.2度を記録したことにちなんで制定されました。

天使のささやきとは、「ダイヤモンドダスト」のことです。これは、氷点下10度以下で天気が良く、朝方か夕方で無風で視界が1km以上などの条件が重なったとき、凍った空気中の水蒸気に太陽の光が当たり、キラキラ光って見える現象です。

 

 

もうずいぶん昔ですが、冬の北海道を車で旅行したときに、運良く私も見ることができました。当時は、ダイヤモンドダストの事を何も知らず、(キラキラ光ってきれいだな)と思っただけでした。

当時の写真を紹介します。

 

1984年1月3日の夜、仙台港を出発。次の日の昼頃苫小牧に到着し、そこから南下して襟裳岬へ。

その後、キタキツネを見つけたり、エゾシカを轢きそうになったりいろいろありました。1日目は車中泊。夜中何度か暖をとるためエンジンをかけました。

ラジオで「○○地方の最低気温はマイナス20度、、」などと言ってたので、耳を疑いました。

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2日目、阿寒湖近くで。大きな河に氷の裂け目を見つけました。
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霧で有名な摩周湖ですがよく晴れていました。湖に浮かぶ島「カムイッシュ島」もよく見えました。

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2日目は、層雲峡近くの民宿に宿泊。

3日目日の朝、余りの寒さにバッテリーがあがってしまいました。宿の方にお願いし、他の車から電気をもらい、なんとかエンジン始動。

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この日の朝、出発して間もなく景色を見るために車の外に出た際、光の中に水蒸気がキラキラ光る様子を見ました。この時は、寒くてすぐ車に戻りました。

 

4日目、仙台港着。
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次の年、仲間と3人で冬の北海道に出かけました。

今ではいい思い出です。