空手道 柴田和道会

全日本空手道連盟柴田和道会のブログです。

3月14日(木)

親しい空手の先生が亡くなり、お通夜に出てきました。その帰り道、このブログを書いています。

 

まだ私が20歳の頃、その先生に誘われ、和道会の全国大会に出場。先生のチームメンバーが足りなく、私はその助っ人でした。

石巻からワゴン車で出発し、村田インターで拾っていただき、確か7人くらいで日本武道館に向かいました。

東京は丁度サミット?が開かれていて、どこに行っても機動隊や警察の方が立っていました。

試合結果はどうだったかすっかり忘れましたが、みんなで飲みに行ったこと、ワゴン車を交代で運転したことなど、思い出がたくさん心に残っています。

その後も空手を通し、ずっと交流がありました。お互いに年を重ねても、先生は形で私は組手で現役を続け、会うたびにお互いの健闘を称え合っていました。

 

数年前にお会いした時、

「ガンが見つかったけど、早期発見で助かったよ。」と、話されていました。

周りを安心させる為のことばだったのかなと思います。

温厚で、いつも笑顔を絶やさない方でした。

 

自分自身と戦い続け、最後は大変は病とも戦っていました。

コロナが流行する前は、東北大会で空手着を着た先生に必ずお会いすることができました。

今は、ただただ残念です。

ご冥福を、心からお祈りいたします。             合掌