昨日の練習から
柴田和道会では、練習始めの準備運動後、ラダーやミニハードルを使った練習をして、ウォーミングアップと体力やフットワークの向上などを図っています。
その後、基本練習、形、打ち込み、体力作りと進めています。また途中から、昇段審査を受ける者や初心者を分けての指導もしています。
会員募集のポスターには、「3歳以上は誰でも学べます！」と載せていますが、実際には、誰でも学べるというわけではありません。
どの道場でもそうですが、自制心（自分をコントロールする心）に欠ける人は空手をやる資格は無いです。
すぐカッとなり、自分の気持ちをコントロ－ルできず人を叩いたり蹴ったりして傷つけるような人が、空手を学んだらどうなるか。どんな理由があっても、人を傷つけていいなんてことはないはずです。それは、言葉の暴力も同じです。
ただ、以前はそういうことをしたこともあったが、今後は心と体を鍛え、自制心を養いたいという方は、ぜひ学んで欲しい。
単調ともいえる、繰り返しの基本練習や、大汗を流しての体力作り、緊張感を伴う組手などを通し、我慢する心やねばり強く取り組む態度、相手に対する思いやりの心など育てられると思います。
なぜ空手をやるのか。それは今の自分を高めていく為だと思っています。その手段として、自分に負けない心、自制心を持ち本気で実践していくことだと私は思います。
